ナンセンス=マシーンズ展 2009

中村トリップついでに土佐信道氏率いる最強アートユニット

明和電機のナンセンス=マシーンズ展に行ってきました。



思った通り「なんじゃこりゃ？」の連発でしたが、

製品（作品）はまさにナンセンスなものばかり！！

あ、ここでのナンセンスの意味というのは

“非常識”ではなく“超常識”のことなんです。

“超常識”とはナンセンスな常識を超えた世界なのだっ。

ナンマシ展を見て美術館を出る頃には、

すっかり土佐ワールドに洗脳されてしまいました。


私が衝撃を受けた製品は「コイブミ」。

水槽に金魚が入っていて、

金魚が泳ぐと回転しているレーザーを遮り、

それに反応して電線？で繋いだ横のタイプライターが

カチャカチャとタイプを打つのだ。

タイプライターの文字を展示していたが、

金魚からのものすごく深いメッセージが込められてるようで、

これはちょっとガッツーンときたなぁ。


電動楽器「ツクバ・シリーズ」も間近で見れたし触れた。

どの楽器も馬鹿げてるんだけど真剣で、

考えつきそうなんだけどそんなこと考えつくはずもなく。

「エーデルワイス・シリーズ」は異次元にいるような感覚。

メルヘンチックであり狂気的であり…。

とにかくどのシリーズも溢れんばかりのアイデアで

埋め尽くされているのがほんと面白い。

いったい土佐軍団の頭の中はどうなってんだろう。

自分の脳みそがごっついちっぽけに思ってしまった。


明和電機のある暮らし、悪くないかも。



明和電機の制服を試着。

バックは「ツクバ・シリーズ」のステージ。



土佐社長にも会えました。

私　「ごっついおもっしょかったです！」　

社長「ぁ･･･」