徳島市川内町で家づくり&お店づくりをしている工務店「ディーワークス」の日々を綴ったブログです。仕事も遊びも全力で!HP→http://www.deeworks.jp MAIL→info@deeworks.jp tel→088-612-7445 fax→088-612-7446
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お客さんからの質問「リフォームとリノベーションの違いって何?」。

ちょうど今月号のpenもリノベーション特集をしていたので、

旬のネタ?として今回はリノベーションについて書かせていただきます。


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リフォーム…REFORM…社会制度や政治等の改良、改善

リノベーション…RENOVATION…建物の修繕、改善、刷新

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英語ではこのような意味を持つので、

本来の意味としてはリノベーションが正しいようです。

が、「リフォーム」も「リノベーション」も意味には明確な違いや定義はなく、

どちらも既存の建物を増改築することを指しているので、

結局はどっちでもいいんじゃないでしょうか?(答えになってませんが…。)



建築会社や建築家によってはリフォームをちょっとした改修、

リノベーションを大掛かりな改修と使いわけている場合もあります。

どちらにせよ歴史を刻んできた既存の建物を

デザイン性、機能性、使いやすさに至るまで改修によって

住みよい環境へと変えるというのには違いありません。

でも、何となくリノベーションのほうがカッコいい感じがありますよね!?

先日お客さんと話をしていた「安さ」について。

社会ネタから入っていくとしましょう。


ヴェルサーチが日本から撤退したり、

ルイ・ヴィトンが大型店出店を断念するなど暗いニュースがある一方で、

ユニクロが売上高・営業利益ともに過去最高を記録、

H&Mの相次ぐ出店など、アパレル業界の様相が随分と変わってきた。


住宅だって例外ではなく、そういった波は確実に押し寄せている。

「安かろう悪かろう」はもう昔の話で、最近は「安くて良いもの」でなければ売れないし、

消費者自身もそれを見分ける目を持っている。

「高い」ものはそれなりの素材や性能を持っているけど、

消費者が求めるのは「高くて良いもの」ではなく「安くて良いもの」だ。


家となればそれなりの費用がかかるわけだし、

だからこそ、コスト削減に向けてあれこれできるというのもある。

僕たちがすべきことは「安くて良いもの」を家づくりに取り入れて

それをお客さんに提案すること。

ただ、安さを考えるのもいいけれど、こだわりたいところはとことんこだわって欲しい。

お金をかけるところはドーンとかけるというメリハリは大事です。

洋服に例えると、ジャケットはフルオーダーの一点ものだけど

シャツやパンツはユニクロなんて感じでしょうか?

こだわりが「安さ」というならば、そりゃ全力でローコスト住宅目指しましょう(笑)。
太陽光発電の設置を検討されているKさんファミリー。

リフォーム減税について「ローンせんかったらええんやなぁ?」と

質問をいただきましたので、お答えします。


リフォーム減税とは今年の4月からスタートした新制度で、

ローンを利用せずに自己資金でリフォームした場合に減税措置が取られるようになりました。

今までもこのような制度はありましたが、

「省エネ」や「バリアフリー」はローンの利用者が対象で、

自己資金でリフォームした場合は適用されませんでした。

それが、新制度では適用されるようになったのです。


Kさんがおっしゃっているのは「省エネ」リフォームに含まれます。

断熱化を考えて住宅のすべての窓を複層サッシにするのも「省エネ」リフォームに含まれます。

「省エネ」リフォームの控除対象限度額は200万円、そのうち10%が控除されます。

*太陽光発電装置を併設する場合、限度額は300万円。

また、「バリアフリー」リフォームの場合の控除対象限度額は200万円。

ほかにも「耐震」リフォームというものもあります。

これらの制度の適用期間は、改修後の居住開始日が平成22年12月31日までとなっています。

ということで、お分かりいただけましたでしょうか?

もっと詳しく知りたい方は、いつでもご連絡くださいませ。


先日お客さんから「10月からはじまる住宅なんじゃらっていう法律は

どんなもんなん?」という質問をいただきました。

住宅に関する新たな法律がスタートする前のちょうどいい機会なので、

今回はその法律について書かせていただきます。


その法律の名は住宅瑕疵(かし)担保履行法。 *瑕疵とはキズや不良部分を指します。

この法律の内容をひと言でいうと、

“住宅の「主要構造部分の瑕疵」について10年間の瑕疵担保責任を負うこと”で、

今年の10月1日以降に新築住宅を引き渡す際、

購入する人を保護するために「保険の加入」または「保証金の供託」が義務付けられます。

この法律は、記憶に新しい耐震偽装問題の発覚などをきっかけに

住宅の品質確保の促進に基づいて作られました。


住宅瑕疵担保履行法の中身はといいますと…

この履行法は上にも書いてあるように新築住宅すべての箇所に適用されるものではなく、

責任範囲は構造耐力上主要な部分(基礎、柱、梁、土台、床など)、

雨水の浸入を防止する部分(屋根、外壁、開口部の戸など)となっています。

その責任範囲を10年間保障するのが、住宅瑕疵担保履行法なのです。

ちなみに、木造の家と鉄筋コンクリートの家では範囲が異なってきます。


いろいろと難しく書いてしまいましたが、

まとめると、家を建てる(買う)人が安心して暮らせるように

弊社のような建設業者(もしくは宅建業者)が

10年間家を保障する保険に入ります(もしくは保証金を供託します)、ということなんです。


おわかりいただけましたでしょうか?

ご不明な点、もっと詳細が知りたいという方はコメント欄

もしくは直接メール info@deeworks.jp でお問い合わせください。
友人chi-ちゃんが「建築Q&Aってもう書かんの?」とポツリ。

こんなん見てくれる人おらんか…と思ってたのに嬉しいじゃないか!

ということで、先日お客さんから尋ねられた「大工」について書くとしましょう。



そのお客さんはこれから家を建てようと計画している方で、

話の中で「腕のいい大工に頼むことってできるん?」とのこと。

たしかに木造建築物の6割程度の工事は大工が占める。

ということは、大工を指名したくなるというのは自然な流れであろう。

「腕のいい大工」っていったいどんな大工なんでしょう?

また「腕のいい大工」ってどんな基準で決まるのでしょう?



施主さん、設計事務所の先生、請負業者(工務店)それぞれの目線で

「腕のいい大工」の見方(見分け方)があると思います。

大工さんは、個人で請負(施主さんから直接仕事を受注)している方もい

れば会社や工務店の社員として勤めている方もいます。

どちらにせよ手抜き仕事やザツな仕事などすれば管理者(設計事務所や請

負会社現場監督等)にはすぐ見抜かれるだろう。

結局あとになって手直しをしなければならなくなり、

今後の仕事に影響するのは当然のことである。

どんな大工にしろ結局なんらかの形で自分に降り掛かってくるのです。

だから、ほとんどの大工はある程度きっちりした仕事をこなしていると僕は思う。



では、どこで「腕のいい大工」なのかを見ているのでしょうか?

工事関係者や施主が来てもろくに挨拶もせずプイッと向こうを向く、

タバコを吸って(本当は吸わないのがいいが…)敷地内にポイッ、

自分の大事な仕事道具を粗末にあつかう、現場の整理整頓ができない、

こんな大工には家を建ててほしくないと思いませんか?

施主さんが楽しみにしている家を本当に大切に思って

トンカチを握って仕事をしているのなら、

挨拶ができて当たりまえ、敷地内にゴミを捨てるなんてもってのほか、

施主さんが見学に来るとなれば張り切って掃除をする、

こういう大工さんこそ「腕のいい大工」なのではないでしょうか?

そして、僕が今までに見てきた「腕のいい大工」とはみんなこういう方たちばかりでした。

技術力が高くて当然!細かな気配りができモラルのある大工。

それが、僕が思う「腕のいい大工」の基準です。

徳島にも一流の大工さん、たくさんいらっしゃいますよ!

建売住宅に比べると注文住宅は高いと思っている方が多いですが、

必ずしもそうだとは限りません。

どなたにも予算というものがあり、その予算を頭において

ライフスタイルに合った間取りや家のデザインなどを作り上げていくからです。


例えば気に入った建売住宅があったとしましょう。

コンセントや収納をちょっと変更してもらおうと思えば追加工事費が発生
します。

逆に不必要な箇所があったとしても削ることができません。

注文住宅の場合はコンセントの位置、収納のサイズなど

詳細に渡って使い勝手の良いように設計でき、

不必要なものを削ったりと融通もききます。

このように自分たちの思い通りの家を作り上げられるのが注文住宅の良い
ところで、

だからと言って値段が高くなるという訳ではないのです。

もちろん、いい素材、高価な設備など、

ランクを上げれば上げるほど価格もググッとUPすることは間違いありません。

また、注文住宅の場合は基礎工事から完成まで、

一連の流れをチェックできるのもメリットです。


違った角度から見るとしましょう。

建売住宅と注文住宅がまったく同じ値段だとして、

こまごまとした設計を面倒だと思う方は建売住宅や分譲マンションを選べ

ば良いし、1から10まで自分のイメージ通りの設計で家を建てたいと思う

方は注文住宅にすればいいということです。
ゆくゆくは家を建てたいという知人が

「坪単価ってどれくらいになるん?」とのこと。

もちろん「○○万円!」と即返答したいところなのですが、

現実的には難しいのです。

その訳は、家の広さや構造・材質、設備、窓の数、床材、クロスなどなど、

こんな家にしたいというのはみなさん違っているわけで、

それによって坪単価というものは大きく変わってくるのです。

だから一概にいくらです、ということが言えないのです。

ただ一般的な2階建て住宅であれば

坪単価40万円~50万円くらいを目安にしてみてください。


また、この坪単価というものにはいろんなカラクリがあり、

カーテンや照明、造り付け家具などを全部含む場合もあれば、

極端な話、水周りの設備等が入っていない場合などがあります。

ですので、坪単価がかなり安いなぁ~とうときは

どんなものが含まれているのかをしっかり把握しないと、

アレを追加、コレを追加とせざるをえなくなり、

結局当初考えていた坪単価よりはるかに高い価格になっていた、

ということにもなりかねません。

もちろん予算に合わせた坪単価で

ご希望のイメージの家を作りあげていくことも可能です。
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